国家資格による施術

Treatment by national qualification

株式会社K&Jの施術スタッフは、全て国家資格保持者です。

柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師といった国家資格を有したスタッフによる施術を行います。

柔道整復

柔道整復は骨折・脱臼・打撲・捻挫などの怪我によって、損傷した骨、関節、筋肉、靱帯などを、柔道整復術を使い治療をします。柔道整復師がおこなう治療は3つに分けられます。

整復
骨折や脱臼に対し、手技による牽引と圧迫操作により解剖学的に正しい位置へと戻します。

固定
三角巾・包帯・テーピングなどを使って、患部を固定する治療方法です。骨折や脱臼、捻挫などでをした場合、患部の動きに制限をするために固定を行います。

後療法
電気などの治療機器を使った「物理療法」や、筋力トレーニングをおこなう「運動療法」が後療法です。ケガで損傷した箇所の回復を図るために行う治療方法です。

昔から「ほねつぎ」「接骨師」として広く知られ、現在は高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。

鍼灸

鍼灸は「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」の2つの治療法を合わせた呼び方で、それぞれ「はり師」「きゅう師」の二つの国家資格を有します。東洋医学では身体に361箇所の「経穴(ツボ)といわれており、この経穴(ツボ)を鍼(はり)や灸(きゅう)で刺激することで自然治癒力(患者さん自身の治癒力)を最大限に高めて病気やケガを治療・予防していきます。

鍼治療
治療で使われる鍼(はり)は0.14~0.34㎜と注射針の約3分の1の太さで、刺してもほとんど痛みもありません。

灸治療
灸(きゅう)は、皮膚の上に艾(もぐさ)を置き、火をつけることで、熱を用いてツボを刺激します。


鍼灸治療は人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて治療するため副作用が少ないと言われています。神経痛や関節痛などの痛みの緩和をはじめ、胃腸など加齢により衰えた身体機能の改善、スポーツ障害の治療やケガの予防の他、不妊症の患者さんには“妊娠しやすい身体づくり”の一つとしても鍼灸治療が取り入れられています。鍼灸は患者さんの緊張をほぐし、全身の血流をよくすることで美容効果やリラクゼーション効果も得られます。

あん摩マッサージ指圧

あん摩・マッサージ・指圧は、手や指でおす、もむ、さする、たたく、震わす、引っぱるなど刺激を与え、健康を増進させる手技療法です。あん摩、マッサージ、指圧の三つのそれぞれの治療方法があります。

あん摩
(按摩)は古代中国で生まれた東洋医学で、奈良時代に日本へ伝わったと言われています。気血や経絡の変調を調整する手技で、遠心性(体の中心から手足に向かって)で施術するのが特徴です。

マッサージ
マッサージ(Massage)はヨーロッパで発祥し、明治時代に日本へ輸入されました。求心性(手足から体の中心に向かって)に皮膚を直接刺激していくのが特徴です。

指圧
指圧は、手の指(主に親指)や手掌(手のひら)で、体を部分的に押していく治療法です。指圧によって筋肉の疲労物質を除去、筋肉の正常化を行います。目的によって手指の圧やリズムを変化させます。中枢から末梢へと遠心性の方式で行います。